歩行中の高齢者の事故を減らそうと、静岡県警は2022年度、導入したシミュレータを使って交通安全教室を開きました。
交通安全教室は浜松市西区で開かれ、静岡県警の「歩行環境シミュレータ」が初めて使われました。モニターに映し出された「危険が潜む横断歩道」を渡るもので、20以上のシナリオや天候などの環境条件が選べます。
<警察官>
「これが白内障の方の設定」
「左右しっかり見ないと渡るときこわいから」
白内障の他にも泥酔や近視など、さまざまな状態を再現します。センサーで感知した目線の動きが画面上に緑色で表示され、左右の確認がしっかりできたのか分かります。
<参加者>
「ちょっと緊張した」「もし歩くんだったら気を付けないといけないなと」
<浜松西警察署交通安全教育係 山岸勝之係長>
「危険な体験を安全な機材で体験していただき、今後の道路横断に活用してほしい」
警察は、こうした体験を通して交通事故の犠牲者を少しでも減らしたいとしています。
5月20日放送
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