短時間で高収入を得られるなどの甘い言葉で募集をかけ、詐欺の受け子や出し子などをさせるいわゆる「闇バイト」の大学生の加担を防止しようと、啓発キャンペーンが山口県山口市でおこなわれました。



山口学芸大学・山口芸術短期大学のボランティア団体と警察官などがチラシを配り「闇バイト」への加担防止を呼びかけました。

「闇バイト」とは、短時間で高収入を得られるなどの広告をSNSなどへ掲載し、強盗の実行犯や詐欺の受け子や出し子などを募集しているものです。


甘い言葉にだまされ、応募すると行為の危険性を認識しないまま、犯罪行為をおこなって、みずからも犯罪者となってしまいます。


ボランティア団体 子どもの木 河村紗和副会長
「高額なお金を支払うとか、簡単なお仕事があるよという甘い誘惑につられないように、わたしたちも気をつけていきたいなと思いました」

警察だけでなく、同じ立場の大学生からも呼びかけをすることで、闇バイトの危険性をより身近に感じてもらう機会になっていました。