また、爬虫両生類の調査・研究を行っている兵庫県の日本ハンザキ研究所の岡田純理事長は、冬眠から目覚めたカエルが混入した可能性を指摘します。
日本ハンザキ研究所 岡田純 理事長
「5月上旬頃からは田んぼからカエルの鳴き声が聞こえてきますが、近くにある畑で冬眠していたカエルが繁殖のためエサを獲ろうと活発に行動しているので、野菜についたまま収穫し出荷したか、コンテナに入りこんだ可能性もあります」
二ホンアマガエルは立体的な動きができ、自動販売機などでもよく姿を見るカエルで、行動範囲が広いこと。そして小さい個体であるため、レタスなどの野菜に付着しても気付かないことは容易に考えられるということです。
日本ハンザキ研究所 岡田純 理事長
「何らかの拍子で混入することは珍しいことではありません。サラダにカエルが入っていたら驚きますが、少し口に入っても健康被害などはないと考えられるので、落ち着いて行動してほしいと思います」