日本が向かいつつあると指摘される「消齢化社会」をテーマにした講演会が、23日盛岡市で開かれました。
この講演会は広告会社の東北博報堂が岩手県内の企業経営者やマーケティング担当者などを対象に開催したものです。博報堂生活総合研究所の研究員が「消齢化(しょうれいか)社会」について講演しました。
それによりますと、消齢化社会は年代や年齢による生活者の価値観や好みなどの違いが年々小さくなっていくとされる現象です。
そうした背景について年齢を問わずに活用できるコンビニなどの生活インフラやインターネット環境の充実が影響しているなどとする分析が示されました。
参加者はメモを取るなどして熱心に耳を傾けていました。