盛岡市の病院で21日、カルガモの赤ちゃんが産まれました。愛くるしい姿で多くの患者や面会に訪れた人に癒やしを届けています。

 カルガモの赤ちゃんが産まれたのは盛岡赤十字病院です。23日は気温の上昇した午前9時ごろから12羽のひながぽかぽか陽気につられて茂みから現れました。
 その後も親鳥と一緒に池で泳いだり庭を歩き回ったりしていて、愛くるしい姿を一目見ようと、多くの患者や面会に訪れた人が立ち止まっていました。
 この病院では現在の場所に移転した1987年から毎年カルガモが子育てをしていて、今年は21日に当直の職員がひなの誕生を確認しました。
 ひなたちはおよそ3か月間この病院の中庭で育ち、親ほどの大きさに成長する8月中頃から巣立っていく見込みです。