ジャニー喜多川氏の性加害問題について所属タレントとして初めて言及した“最年長”東山紀之さん。被害を告発している元Jr.の男性は、当時“一番お世話になった”東山さんの謝罪コメントについて、「口火を切ってくれた」と語りました。

東山紀之さんが初言及 ジャニーズ“性加害”問題

東山紀之さん(56)5月21日放送 テレビ朝日「サンデーLIVE‼」より 
最年長である私が最初に口を開くべきだと思い、後輩たちには極力待ってもらいました。彼らの心遣いに感謝します」

5月21日、自身がキャスターを務める情報番組でこう語った、ジャニーズ事務所の最年長タレント、東山紀之さん。創業者・ジャニー喜多川氏の性加害問題について所属タレントとして初めてコメントしました。

東山紀之さん 
「今回の喜多川氏に対する元ジュニアたちの勇気ある告白は、真摯に受け止めねばなりません」

元ジャニーズJr.らがジャニー喜多川氏による性被害を相次いで訴え、藤島ジュリー景子社長も謝罪動画を14日に公表していました。

東山紀之さん
「実際に被害を訴えられていることは本当に切実で、残念でなりません。未成年に与えた心の傷、人生への影響は計り知れません。心を痛めたすべての方々、本当に申し訳ありませんでした」

性被害を告発した一人、橋田康さんは、ジャニーズJr.時代、東山さんと仕事をしたことがあるといいます。

性被害を告発した元ジャニーズJr. 橋田康さん(37)
「ご本人のディナーショーだったり本当にお世話になってたくさん勉強させてもらってかわいがってもらった、すごく感謝しているし大尊敬している先輩」

「一番お世話になった」という東山さんがカメラに向かって頭を下げる姿を見た橋田さんは…。

元ジャニーズJr. 橋田康さん
「僕の知っているそのままの東山さんなのですごく誠実な対応をしてくれて、だからこそ東山さんにそんなことさせたくなかったという気持ちがものすごくあります。ただ、ああいうふうに口火を切ってくれたのはいろいろな人が喋りやすい状況にはなったのかなと思います」