議長国日本とロシアの関係 今後圧力が?

―――日本は追加支援を表明しました。「トラックなど自衛隊車両100台規模で提供。非常用糧食3万食の提供、ウクライナの負傷兵を受け入れます」と、今後、日ロの関係はどうなっていくのか、気になるところです。

大和大学 佐々木正明教授: 今年5月9日の戦勝記念日のときにプーチン大統領は、わざわざ日本という国を出して批判的に表現をした。そして実はロシアから今でも日本は石油、ガス、天然資源を購入しております。そして日本からも、ロシアに衣料品だったり、中古車を輸出している状況にあります。

プーチン大統領は対ロ制裁に加わる国に1枚1枚カードを切って圧力をかけている今後、日本にもカードを切ってくる可能性があります。となりますと、我々の生活費、光熱費や食糧費が上がる可能性がある。ということなんですけども、広島から平和を呼び掛けましたので、ここは、我々が平和を導くという気概を持って、情勢を見てほしいと感じています。

―――佐々木教授の解説でした。プーチン大統領は、今回のG7に関して「経済・軍事・政治・情報など、全ての武器が我々に向けられている。極めて強力な反ロシアプロパガンダが繰り広げられている」と、強く批判しています。

(2023年5月22日 MBS「よんチャンTV」より)