―――ゼレンスキー大統領の会見を見てどのような印象を受けましたか。
大和大学 佐々木正明教授: やはり「言葉を大事にするリーダーだな」と。思い返してみると俳優でありコメディアン、カメラの前でどのように映されるかよくわかっている大統領のやり取りだったなと感じました。
―――ウクライナでは、ゼレンスキー大統領の広島訪問は、どういう伝わり方でしょうか。
ウクライナの多くの方に連絡しましたら、「生中継で見ている」と。大統領の会見は生中継されていたそうです。そして、何人かが「歴史的だ、これは歴史的なサミットだ」と言っていましたので、ウクライナの受け止めは、やはり広島から平和を導きたい、そのためにゼレンスキー大統領が多くのリーダーと会った。それは大きな転換点になりうるという期待感だと思います。
―――ロシアでは、G7は報じられてるんでしょうか。
ロシアでも報じられています。特派員が「ゼレンスキー大統領の陰謀が始まった」と報じていますので、全く否定的な全然違う見方をする報道。もちろんプロパガンダですんで、双方出ざるを得ないと思いますね。