G7広島サミットでは、ウクライナのゼレンスキー大統領が来日し注目を集めました。
そのウクライナに対する平和への思いを宮崎県都城市の男性が、このほど歌にしました。
男性が、この歌のCDをウクライナの大統領府に送ったところ、先月、感謝のメッセージが届きました。

G7広島サミットに合わせて電撃来日したウクライナのゼレンスキー大統領。
大きな注目を集める中、国際社会に向けて支援を求めました。

そんなウクライナのことを都城市から思い続けているのが、田中輝男さん(81歳)です。

2010年ごろから世の中の様々な出来事をテーマに作詞作曲を手がけてきた田中さんは、去年2月のロシアによるウクライナ侵攻を受けて平和を願う歌を制作しました。

(田中輝男さん)
「何とか平和に、皆さんが1日でも早く笑顔で過ごせることを天にも願って(制作した)」

田中さんの作った歌には戦争に強く反対するメッセージが込められています。

そして、今年3月、田中さんは完成した歌を英訳し、レコーディングしたCDをウクライナの大統領府に郵送。
すると、先月、田中さんのもとに大統領府から感謝のメッセージが届きました。

(田中輝男さん)
「いやぁ。うれしかったですよ。1日でも早く平和になることを願っておりましたので」

田中さんはこれからも制作活動を続けながらウクライナの平和を祈ります。

(田中輝男さん)
「元気と勇気と笑顔を届けさせていただくために私は歌をかかせていただいている。平和が戻ってくることが一番の願いです」