◆「早期解散」を見据えて準備を加速

その福岡市で先月、県議会議員3人、市議会議員7人が当選し勢いに乗るのが日本維新の会です。福岡市で講演した前代表の松井氏は先週「福岡の小選挙区で勝てる地盤はできていない」と指摘しました。その一方で、福岡ではほかの野党と選挙協力を行わず、全ての選挙区に候補を擁立する方針を示しています。

松井一郎氏「今の日本の政治の中で本当に有権者、納税者と向き合える、そのような意識を持つ政治家を増やしていくこと。これが日本維新の会に課せられた使命だと思っております」

岸田総理は、サミット後の会見で衆議院の解散について「今は考えていない」と重ねて否定しました。ただ、各政党は早期解散も見据えて総選挙に向けた準備を加速させています。