イタリア・ローマの観光名所「トレビの泉」が一時、真っ黒になる騒ぎがありました。

世界的な観光名所「トレビの泉」。水の色が黒く染まっていきます。

気候変動対策を訴えるイタリアの過激な環境保護団体の活動家が泉の中に入り、「植物に由来する炭の液体」を撒いているのです。AFP通信によると、活動家らは大雨による洪水で14人が命を落としたイタリア北部の被災地をメローニ首相が視察したのに合わせ、抗議行動に出たということです。

団体はホームページで政府が化石燃料に対し補助金を出していることを非難していて、これまでも世界的に知られるイタリア・ミラノの歌劇場「スカラ座」の入り口付近をペンキで汚すなどの騒ぎを起こしています。