ウクライナですが、小麦の世界的生産地で、小麦製品の高騰がすでに起きています。そしていま、さらなる値上がりを招く新たな事態も発生。「今年はラーメン店の新規開店が減るのでは…」という話まで出始めています。
豆乳スープにピリ辛のラー油が効いた冷たいそうめん。都内のそうめん専門店では、ある心配事が…
そうめん屋はやし 城地竜水総店長
「6月から9月にかけて、暑くなってきたタイミングが(売上げ)ピークになってくるので、これからの値段の上昇は心配」
今後、麺の値上げが見込まれているのです。
現在、小麦の国際相場は記録的に高騰。ロシアによるウクライナ侵攻で小麦の生産大国である、ウクライナからの輸出が滞っているためです。さらに最近、一段と相場を押し上げる出来事が…
小麦の生産量、世界2位のインドを襲った熱波です。小麦の生産が減少する懸念からインドは13日、輸出を制限すると発表しました。強い対応をとるのには、インド国内の食糧事情を守るという理由があります。
スリランカでは、今年4月、パンの高騰により生活苦に陥った市民が大規模なデモを実施。
古くは、2010年代初頭に起きた中東・北アフリカでの民主化運動“アラブの春”もその一因は食料の高騰にあります。日本でも食の混乱の兆しが…
小麦を扱う商社
「小麦の新規受注は控えている。今年は、新規開店するラーメン店が減るのでは」
小麦を扱う商社は高値にとどまらず、売る商品がないという事態を懸念します。そんな小麦不足を回避する一つの策として、日本で注目が集まるのが…
こちらベトナムのサンドウィッチ、バインミーの専門店。パンに使われているのが実は米粉なんです。
マイバインミーbyグルテンフリートーキョー 音仲紗良オーナー
「日本は米の自給率がほぼ100%っていうことで、安定して材料を調達できるって意味ではすごく優れている」
ただ、米粉は一般的な国産小麦よりも2倍以上高く、価格の面ではまだ簡単には代替できません。それでも米粉にこだわる理由が…
マイバインミーbyグルテンフリートーキョー 音仲紗良オーナー
「グルテンアレルギーの方とかグルテン不耐症の方も安心して食べられる」
価格が高くなっても“健康面”という新たな価値で勝負にでます。
私たちの食卓を守る食の安全保障。摸索が続きます。
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