被爆地・広島で初めて開催されたG7サミット。被爆者たちは、どんな思いで各国のリーダーを迎えたのでしょうか?

G7首脳がそろって原爆資料館へ

1945年、広島に投下された原爆―

その中で焼けただれた三輪車…。持ち主だった3歳の男の子は被爆し、「水…、水…」とうめきながら亡くなったといいます。

彼らはこの三輪車を見たのでしょうか…

5月19日、G7の首脳らが訪れたのは原爆資料館。原爆による被害の凄まじさを物語る、たくさんの資料が展示されています。

館内で首脳たちは一部の展示品を見学。また、被爆者の体験を聞きました。8歳で被爆した体験を語った小倉桂子さんは…

被爆者・小倉桂子さん
「爆風で立っていることもできない、息もできない、そして私は地面にたたきつけられた…。そういうのをとても興味深く聞いていた」