激しい戦闘が続いていたウクライナの要衝バフムトについて、ロシア側は「完全に制圧した」と発表しました。一方、ウクライナはこれを否定しています。

ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者・プリゴジン氏は20日、戦闘員たちの前でロシア国旗を手にする動画を投稿し、バフムトを「完全に制圧した」と主張しました。その後、ロシア国防省もSNSで「バフムトの解放は完了した」と発表。ロシアメディアによると、プーチン大統領はワグネルの部隊とロシア軍に祝意を伝えたということです。

一方、ウクライナの国防次官は「バフムトでは激しい戦闘が続き、危機的な状況だ」としながらも、制圧は否定しています。