岡山県の西粟倉村が、二酸化炭素排出量ゼロの実現をめざして、新電力会社「西粟倉百年の森林(もり)でんき」を設立し、きょう(19日)記者会見が行われました。

会社は、西粟倉村と民間企業3社が共同で出資し、2030年までに水力や太陽光など再生可能エネルギーだけで、村内で使用する電力の100%供給を目指すとしています。

(西粟倉百年の森林(もり)でんき寺尾武蔵社長)「一般の人の役に立ちながら、みんなに脱炭素とか循環型社会という考え方を根付かせることができたら」

今後は発電量を上げるため、小中学校などの公共施設や村営住宅に太陽光パネルの設置を進めていく方針です。