20年ぶりに新たな県政の舵取り役が決まる青森県知事選挙。立候補しているのは届け出順にいずれも無所属の新人で、前のむつ市長・宮下宗一郎候補(44)、元むつ市議会議員の横垣成年候補(63)、前の青森市長・小野寺晃彦候補(47)、仙台市の元会社員・楠田謙信候補(66)の4人です。19日は青森県内40市町村で期日前投票が始まり、有権者が一票を投じています。
期日前投票は、投票日当日に仕事や行事などで投票に行けない人が利用できる制度です。青森駅前のアウガでは午前8時半の受け付け開始から次々と有権者が訪れ、一票を投じていました。期日前投票の利用者は年々増えていて、4年前、2019年の知事選では投票した人の33.3%が利用し、2015年の選挙を7.6ポイント上回りました。
※有権者は
「県政を変えていただきたいと思って今までと違う方向でやっていただきたいと思って投票にきました」
「日本一貧乏な県。それを打開するために起業でも何でもいいから人が働ける場所をつくってほしい」
ところで、今回の知事選は青森市長選が同日選となっているため、青森市では投票所の入場券を1枚に統一しています。ただ、市長選が告示される5月28日までは知事選のみの期日前投票となります。
※青森市職員の声掛け
「こちら(入場券は)また市長選でも使いますので」
入場券は投票用紙を手渡す際に返却されます。青森市選挙管理委員会は市長選でも使うことから、なくさないように注意を呼びかけています。知事選の期日前投票所は青森県内に113か所設置され、一部を除いて投開票日前日の6月3日まで利用できます。