中国でLGBT団体が活動停止に追い込まれたことを北京にあるEU=ヨーロッパ連合代表部が批判したことに対し、中国政府は「指図されるものではない」と反発しました。

2008年から中国で活動を続けてきた「北京LGBTセンター」は15日、SNS上で「不可抗力」を理由に活動停止になったと発表しました。

これを受け、在北京EU代表部は17日、「LGBTの人々は、ほかの市民と同様、自らの権利を擁護するための団体を作り、中国社会の幸福のために活動を続けることを許可されるべきだ」とするコメントを出して、中国政府の対応を批判しましたが、これに中国外務省は。

中国外務省 汪文斌報道官
「EUは指図すべきではない」

中国では、ここ数年、性的マイノリティーに対する圧力が急速に強まっていて、今回の活動停止もその一環だとの見方が広がっています。