山形県は18日、今年のさくらんぼの収穫量などを調べる作柄調査の結果を公表し、前の年を上回る見込みであることがわかりました。
来月本格デビューを迎える「やまがた紅王」は、低温や霜の被害を受けたものの、目標の20トンを確保できる見込みです。

県農林水産部・中野憲司技術戦略監「平年並みまでもってこれた。これは生産者の努力と感じていて、ちょっとほっとしている」
県などは16日、山形県内48の園地で佐藤錦と紅秀峰の生育状況を調べ、今年の予想収穫量を調査しました。
18日、調査結果が公表され、今年の収穫量は、去年より1000トン多いおよそ1万3200トンで、平年並みの見込みだということです。
低温や霜の被害を受け、実の付き方は園地や木によってばらつきがあったものの、開花以降、高温や日照時間の長い日が続いたことなどから、実は大きく育っているという事です。
来月本格デビューする「やまがた紅王」については?
県農林水産部・中野憲司技術戦略監「霜被害は確かに受けている。しかし一生懸命(生産者に)管理していただいたので、(目標収穫量)20トンは確保できるかと思う」

今年の収穫時期は佐藤錦が来月13日から17日ごろ、紅秀峰は来月20日から25日ごろで、ともに平年より5日から7日程度早い見込みです。
やまがた紅王の収穫は、来月18日から23日ごろと予想されています。














