導入して1か月余り、生徒たちは好意的に受け止めています。

生徒:
女性の方でもズボンをはいているのでいいと思う。

生徒:
学ランだと首が痛くなってしまうので(ブレザーは)動きやすいし、過ごしやすいからいい。

生徒:
学ランがおさがりで大きかったのでこちらの方がいいかなと。暑いときにすぐ脱げるので体調管理にいいと思う。

さらに保護者も選択制を支持する声が多くありました。

保護者:
成長や破損で制服が着られなくなってもすぐに用意できます。
制服にかかる金額が少なくて助かった。
洗濯できる素材を選べ、清潔に着用できます。

一方で「初めてのことでどれを選択していいか悩んだ」や「制服は学校の顔。統一感があったほうがいいのでは」などの声もあり選択制への戸惑いもみられました。

山梨市教育委員会 嶋崎修教育長:
これが結論だと思っていないし、最初の一歩だと思っている、これから生徒たちが色々なことを考えてどういった方がいいか周囲の人に聞きながら捉えていきたい。

廣瀬校長:
これをきっかけに子どもたちの多様性を認めて、子どもたちをより活かす学校教育ができればと思う。

多様性を認める学校現場の動きは始まったばかりです。