国内の在来植物を守るため静岡市の職員が5月18日、特定外来生物の花「オオキンケイギク」の駆除を行いました。

道路ののり面や河川敷で生息が拡大し、5~7月頃にかけて花を咲かせる「オオキンケイギク」は繁殖力が強く、在来植物を駆逐してしまうため「特定外来生物」に指定されています。

18日は静岡市の職員約70人が駆除作業を行いました。「オオキンケイギク」は毎年、花を咲かせる多年草の植物のため、1本1本、根こそぎ抜く必要があります。

<静岡市環境共生課 宮川聡美さん>
「基本的には特定外来生物は運搬や栽培が法律で禁止されているので、抜いたり、切ったりして持ち運ぶことはおやめください」

自宅の庭などで発見した場合は種子などが飛散しないようにゴミ袋に密封し、枯れさせた上で燃えるごみとして処分してほしいということです。