翼を広げると2メートルにもなる巨大なコブハクチョウ。ヨーロッパが原産で、日本へは元々は飼い鳥として入ってきたのだと言います。

天敵がおらず無敵状態というコブハクチョウ。
そのため、様々な影響が出ているようです。

米子水鳥公園 桐原佳介 統括指導員
「コブハクチョウは身近で見られる鳥では、ひと際大きな最大級な鳥なので、健全な個体は、ほぼ天敵はおりません。水の上にいれば無敵です。大変気性の荒い鳥でして、人のことを全然恐れないです。
一方で非常に攻撃的な鳥で、在来の色々な鳥に対して激しく攻撃して追い払ってしまいます。特に困っているのが、近い種類であるオオハクチョウやコハクチョウに対して特に攻撃的であることです」

水鳥公園(鳥取県米子市)では、冬の時期にやって来るコハクチョウをコブハクチョウが攻撃して追い払ってしまうこともあるそうです。