さらに今後も増え続けた場合は懸念されるのが…

米子水鳥公園 桐原佳介 統括指導員
「数が少ないうちは、ただキレイだね、かわいいねで終わるかもしれませんが、数が増えてきますと、農業被害が懸念されます。例えばレンコン畑での食害が報告されていますし、私も島根県安来市の方で稲穂を食べているコブハクチョウをよく見かけるので、コブハクチョウによる農作物の食害が深刻になる恐れもあります。
あとは、人を恐れない鳥なので、人の生活圏に平気で入り込んでしまうことがあります」

人がエサをあげることで栄養状態がさらに良くなって、他の鳥を圧倒する要因になるとのこと。

人との距離が近づくことで農作物への被害につながる恐れもあるため、とにかく接触を避けて見守り続けることが大切だということです。