山口県柳井市といえば、金魚ちょうちん。
毎年8月の金魚ちょうちん祭りに合わせて毎年、柳井市内各所で泳ぐ姿を目にします。実は、今年はすでに巨大な特注品や900匹もの大群が泳ぎ始めているんです。

中澤樹記者
「きょうも夏のように暑いです。一足早く夏を感じることができそうです。こちら見てください!柳井市の夏の風物詩『金魚ちょうちん』が飾られています。
しかも、とても大きいです!」

山口県柳井市のやまぐちフラワーランドの入口に飾られた巨大な金魚ちょうちん。全長2メートルで、顔の丸い部分は直径1メートルの特注品です。


見ごろを迎えたバラを楽しみに訪れる人を出迎えてくれます。

中澤樹 記者
「園内を楽しんだあと、室内でひと休み。そんなのもいいですよね。ただ、まだ楽しめる要素があるんです。
私の頭の上、900匹もの金魚ちょうちんが泳いでいます」


レストランや売店などがあるイベントホールの900匹の大群。
それぞれが愛くるしい表情をふりまいています。


ちょうちんは、市内でリフォーム業を営むカワノ工業が、
今年の創業90周年を記念して贈りました。


カワノ工業 河野和明社長
「何かこの機会に地元に感謝や恩返しができることがないかと考えたときに、
地元柳井の誇る特産工芸品・金魚ちょうちんを、
ぜひ多くの人に見ていただきたい。
そのお手伝いができたらと思いました」


フラワーランドでの金魚ちょうちんの展示は5月31日までで、
その後は市内の企業や店舗などに配られて泳ぐことになるそうです。