宮崎県内は17日も気温がぐんぐん上昇し、各地で真夏日となりました。

冷たいものが食べたくなりますが、宮崎市の飲食店では、あの名物のかき氷がさっそく登場しました。

(長友幸生記者)
「きのう全国で一番暑かった美郷町は、きょうも温度計で30度を超えていて、汗ばむ暑さとなっています。」

16日、全国トップの暑さとなった美郷町。17日も最高気温は31.5度まで上昇し、県内で最も暑くなりました。

(町民)
「暑いなと思って日がささるような感じで」
「室内で座ってても汗が流れくるような感じです」
(子ども・3歳)
「かけっこの練習(をした)(Q.きょうは暑いかな?)あつい」

県内は暖かい空気が流れ込み、朝から強い日差しが照り付けて気温が上昇。

各地の最高気温はこのほか、高千穂町とえびの市加久藤で31.3度、都城市で30.9度などと県内17の観測地点のうち6か所で真夏日になりました。

2日連続で真夏日となった都城市の市民は・・・

(高校生)
「夏服が、まだ1年生で届いていなくて、早く着たい」
(子供)「あつい。かき氷食べたい」

宮崎市では、生目小学校の児童たちが暑さに負けず田植え体験。
地元住民の指導のもと、ヒノヒカリの苗をひとつひとつ丁寧に植え付けていきました。

(児童)
「汗だく。めっちゃ暑い」
「下は土が冷たいから、足とかは暑くないけど、上が暑い」
「水飲んだり、汗拭いたり、なるべく涼しいところにいたり」

一方、飲食店では早くもあの食べ物が。

(廣末圭治記者)
「暑い日に食べたくなるのがかき氷。こちらのかき氷は、7色のジャンボタワーになっています」

宮崎市の「百姓うどん」が先月中旬から提供を始めた巨大かき氷。
高さは、なんと74センチもあり、今年は去年より1センチ高くなっています。

(巨大かき氷提供)「はーい、ではお待たせしましたー!(客は拍手)」

(客)
「レインボーなので色んな味が混ざって、めちゃくちゃ健康的な味がするので、めちゃくちゃ大好きです」
(女子中学生)
「おいしいです」
(男子中学生3人組)
「暑かったので食べにきました」

(百姓うどん 岩切宗百店長)
「今年は異常に(かき氷の注文が)早いですね。かなり暑いですもんね。だから、例年になく氷が出ているので、やっぱり暑いのかなと感じている」

18日は、天気が下り坂で暑さは落ち着く見込みです。

消防によりますと、県内では、17日、70代と80代の男性あわせて2人が熱中症の疑いで搬送されたということです。