事実上の運転禁止命令が出ている新潟県にある柏崎刈羽原発について、原子力規制委員会はきょうの会合で禁止命令は解除せず、引き続き追加検査を実施することを決めました。
柏崎刈羽原発をめぐってはテロ対策の不備が相次いで見つかり、原子力規制委員会は、核燃料の移動を禁止する事実上の運転禁止命令を出して追加検査を行ってきました。
きょう開かれた原子力規制委員会の定例会合では、3月の追加検査で「引き続き改善が必要だ」と判断された6項目のうち2項目はその後改善されたと判断されましたが、4項目については引き続き改善が必要とされました。
不十分とされた4項目は、荒れた天候時の体制の構築などソフト面での課題が多く、すぐには結果がでない可能性が高いと見られていて、規制委の山中伸介委員長も「東京電力が本当に自主的に対応できているかはまだ疑問が残る」と述べています。
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