事実上の運転禁止命令が出ている新潟県にある柏崎刈羽原発について、原子力規制委員会はきょうの会合で禁止命令は解除せず、引き続き追加検査を実施することを決めました。
柏崎刈羽原発をめぐってはテロ対策の不備が相次いで見つかり、原子力規制委員会は、核燃料の移動を禁止する事実上の運転禁止命令を出して追加検査を行ってきました。
きょう開かれた原子力規制委員会の定例会合では、3月の追加検査で「引き続き改善が必要だ」と判断された6項目のうち2項目はその後改善されたと判断されましたが、4項目については引き続き改善が必要とされました。
不十分とされた4項目は、荒れた天候時の体制の構築などソフト面での課題が多く、すぐには結果がでない可能性が高いと見られていて、規制委の山中伸介委員長も「東京電力が本当に自主的に対応できているかはまだ疑問が残る」と述べています。
注目の記事
【 山本由伸投手 】中学時代のチームの後輩は「並レベルの選手に見えていた、本当にあの人?(笑)」出身の東岡山ボーイズの選手たちは「山本選手みたいに世界を代表するピッチャーになりたい」【ワールドシリーズMVP】

強度行動障害のある28歳息子と初めて離れて暮らす決断 「自分たちが世話が出来なくなる前に」両親はパニックに対応できる施設を6年間探す...届いた「受け入れ可能」のメール

“ニセ警察官”から記者に詐欺電話「保険が不正使用されている」だまされたふり続けると“事情聴取”も…【特殊詐欺手口の全貌】

爆買いした戦闘機、その後どうなった? 膨張する“防衛費”国民生活への影響は【報道特集】

思春期中学生の10人に1人 朝起きられないのは「怠け」ではない~中高生に増える起立性調節障害~「当事者親子の声」

「骨が折れやすい難病」9歳の少年 YouTubeで出会った“憧れの先輩” 骨が折れても――始まった挑戦と、亡き母の思い

  







