16日夜、山形県鶴岡市で、年末に西目地区で起きた土砂災害からの復旧に関する住民説明会が開かれ、市は、夏ごろをめどに、復旧工事にとりかかる方針を示しました。
去年12月31日、鶴岡市西目で民家の裏山が大規模に崩れ、住宅など17棟が倒壊しました。
合わせて4人が土砂に巻き込まれ、このうち、高齢の夫婦2人が犠牲になりました。

そして昨夜、鶴岡市と県は今後の復旧工事について住民説明会を開きました。それによりますと、鶴岡市では、土砂やがれきの撤去、市道の復旧事業について、現在、業者への発注作業を行っているということです。着工は夏ごろが見込まれています。

また県側からは、裏山の高さを7メートルほど削り、これ以上の崩壊を防ぐ安全対策工事を行うことが説明されました。県と鶴岡市、いずれの工事も、長期に渡り周辺の生活道路を使用することが予想されています。
鶴岡市・皆川治市長「運ぶルートによっては住民の皆さまの生活との関係もあるので、どのルートで運ぶか、県と市で調整をして説明の機会を設けたい」














