梅雨などの出水期を前に、岡山市の職員らが、大量の雨水が流れ込む排水施設の操作訓練を行いました。

岡山市の職員ら9人が訓練を行ったのは、岡山市北区にある「雨水ゲート」です。

「雨水ゲート」は用水路に流れ込む水の量を調整する排水施設で、市では梅雨や台風などの大雨に備えて、毎年この時期に点検などを行っています。

きょう(16日)は下水道河川局に異動してきた職員らを交えてゲート操作の確認をしたり、柵に流木などが流れ着いた際の対処法などを確認していました。

(岡山市役所下水道保全課 松岡知也さん)「自然災害に対して100%ということはかなり難しいところではありますが、こういった訓練などを行いまして、迅速な対応がとれるように努めてまいりたいと思います」

岡山市では、19日までに市内の「雨水ゲート」39か所の保守点検作業を行い、出水期に備えるということです。