取材を終えて…「懸命に生きる姿をたくさんの人に知ってもらいたい」
井上さんが今回取材を引き受けて下さったのは、「社会的養護の子どもたちが閉鎖された空間にとどまらず、懸命に生きる姿をたくさんの人に知ってもらうきっかけになれば」という理由から。
取材のたびに、お菓子を持たせてくれた井上さんと、取材の合間に記者(24歳)と恋バナをして、青春をもう一度味わわせてくれた寮生のみんなには感謝しかない。
愛知県内には自立援助ホームが10か所しかなく、まだまだ18歳以降の若者が自立のために暮らす場所が少ない。
井上さんは、自身2か所目の自立援助ホームを6月に開所予定で、まさに今、準備をしている。
改装費用や、家具・家電は全て寄付金で賄うそうです。寄付は以下の口座で受け付けています。
ゆうちょ銀行 店名:208 普通預金
番号:1435552
加入者名:自立援助ホームいっぽ支援の会
取材:脇田亜彩香(24)
2021年CBCテレビ入社。愛知県出身。2022年夏から名古屋市政担当記者。NEWS DIGでは「川に潜む危険 おいでおいで現象」の深掘り解説記事を出稿。
手がけた特集は「注文をまちがえる料理店」「父と自閉症の息子」「自分の声で話したい…」など。
YouTube「CBCドキュメンタリー」チャンネルでも公開中。再生数を見るのが日課。