対話型AI「ChatGPT」の教育現場でのガイドラインについて、永岡文科大臣は「夏前を目標」に取りまとめる方針を明らかにしました。

永岡文科大臣
「ガイドラインにつきましては、今回の(G7富山・金沢教育)大臣会合での議論ですとか、有識者から意見聴取の内容、さらにですね、政府全体の検討状況や中教審の議論を踏まえまして、夏前を目途といたしまして、策定、公表して参りたいと考えております」

きょうの会見で永岡文科大臣はこう述べ、教育現場での生成AIの取り扱いについて、夏前を目標にガイドラインを作成し、公表する方針を明らかにしました。

AIの活用について話し合う、政府の「AI戦略チーム」の会合での文科省の報告によりますと、ガイドラインには、▼生成AIについての説明や、▼活用が考えられる場面と禁止すべきと考えられる場面、▼授業の中での具体的な活用方法などが項目として盛り込まれる予定だということです。