証言は「被害者が訴えても恥ずかしくない環境」のため
橋田さん
「(ジャニーズ事務所いわく)性加害があったか・無かったか、認める・認めないかというところは一概に言えない…。確かに証拠があってとかいうことではないと思うので、そういう風に言ってしまうことに関して理解はできます。でもそうしたことによって、きっとこの問題がズルズルと長引いてしまうんじゃないかなと」
事務所として、ジャニー喜多川氏の行為について「知らなかった」としたことについては…
橋田さん
「本当に個人的な考えになってしまいますけど、『知らなかった』ということは無かったんじゃないかなと思います。常にこういう問題は浮上していたわけで、そこで何かを守ろうとしても、きっと逆効果になってしまうんじゃないかな」
そのうえで橋田さんは、今改めて「事実としっかり認めて欲しい」と訴えます。
橋田さん
「僕がこうやって声を上げて、顔を出して、名前も公表して…。本当にリスク、デメリットしかないですし、正直な話、やっぱり怖いです。結局ずっと『性被害の人だ』と当分の間は思われますし、初めて会った人にも、これから仕事をしていく人にも(被害者だと)思われながら過ごさなきゃいけない訳で。(事実が)うやむやになったままだと、何のために(自分がメディアに)ここまでさらけ出して出て来たのかと思ってしまいます。
被害にあわれたり悩んだり頭を抱えたり、『心の傷が…』という子たちが、すぐに声を上げたり訴えたりできるような状況。また、それをしても恥ずかしくない環境にできることが、僕自身が声を上げた大きな理由の一つ。
何度も言ってしまいますけど、はっきりとした方向性を示し、事実の部分もうやむやにせずはっきりと認めたほうが、僕はジャニーズが今後いい方向に進むんじゃないかなと思います」
また、カウアンさんも見解を受けて、15日に公開された動画で…

カウアンさん
「タレントと被害者をどう守れるかどうか」
「タレントや被害者を守れる方向、救える方向に重点を置くべきだと思う」
「やっと始まったなという感じだから、ここからどういう動きをしていくのか」
などと話しました。














