山口県周南市など県の東部で、5月に入ってクマの目撃情報が相次いでいます。
市内の公園でも目撃され、捕獲用のおりが設置されました。
中澤樹 記者
「周南市の国道2号沿いにある『TOSOHPARK永源山』このあたりで、クマが目撃されたということです」

『TOSOHPARK永源山』では、5月13日にクマが目撃され、15日朝もクマのものとみられるフンが見つかったため、臨時閉園となりました。

目撃を受けて園内では、捕獲用のおりが設置されました。

山口県警によりますと15日までの1週間に、山口県東部の周南市、下松市、光市でクマの目撃情報や出没情報を合わせて12回発表しました。
ほとんどが中心部から離れた場所で、いずれもけがをした人はいません。
ただ、市街地の公園での目撃情報もあることから、周南市は警戒を強めています。
藤井律子 周南市長
「(TOSOHPARK永源山は)多くの方が利用する場所でもありますし、公園のほとんどが緑に覆われておりますし、クマが生息しやすい環境であるのであれば、よりいっそう注意喚起をしなければならないなと思っているところです」

市は、クマを見つけたら近づかずに通報するよう呼びかけています。














