山口県山口市で5日、開かれた青空天国いこいの広場の会場では子どもたちがミニチュアの木の家を組み立てる「ちびっこ上棟式」がありました。

市内の工務店「成匠」が、企画したものです。

午前の部には、およそ50人の子どもが6チームに分かれて体験しました。

大きな角材を力を合わせて運んだり、丈夫な木でできた大型のつち「かけや」を使ったりと本物の大工さながらです。

成匠総務・企画部 吉武亜衣さん
「大工さんていう職人さんが今減っているという状況でもっと身近に大工さんの仕事を感じてほしいという思いから始めました」

土台作りから棟上げまで、実際と同じ手順で大工と一緒に作りました。

最後に棟りょうと一緒に2礼2拍手してでき上がりです。

小学2年生「いろいろ金づちとか打ったり、作ったりするのが楽しかったです」

小学5年生「くぎとか打つのって難しいなって改めて思いました。将来大工になって、自分のおうち作ってみたいなって思ってます」

「成匠」では、木材の良さや優しさ、ものづくりの楽しさを感じてほしい、としています。