西日本豪雨から今年(2023年)で5年を迎えるなか、被災した自治体による意見交換会が開かれました。先日、橋脚が傾いた「川辺橋」も議題となり、岡山県に一刻も早い対策を求めました。

倉敷市など4つの市の市長や県の担当者らが参加し、「ダムの運用状況」や「堤防整備の状況」を共有しました。

5月始めに、大雨のあとに橋脚が傾いた「川辺橋」についても話し合われ、「崩落すれば出水期の河川の流れに大きな影響が出る」として、早急な対応を県に求めました。

(伊東香織 倉敷市長)
「当面の一番の心配事は川辺橋。一日も早くことが進まないと、出水期が間近に迫っておりますのでそこを是非お願いしたい」

岡山県は、損傷した橋脚部分を撤去する方針を固めていて、上部の道路部分を取り外すなどし出水期前の撤去を目指しています。また橋自体の復旧については撤去後の分析などを経て検討していくとしています。