ことしに入り富山県内で起きた特殊詐欺の被害が、去年の同じ時期より6件増えていることがわかりました。すでに去年1年間の被害件数の半数に迫っています。
富山県警によりますと、ことし1月から先月末までに認知した特殊詐欺は25件で、去年の同じ時期と比べ6件増加しました。

すでに去年1年間の被害件数の半数に迫っていて、去年を上回るペースで被害が拡大しています。また、被害総額は4850万円以上にのぼっています。

被害件数・被害額ともに最も多かったのは、インターネットの未納料金が発生しているなどの名目でコンビニで電子マネーカードを買わせ、実際には使用していない料金を支払わせる「架空料金請求詐欺」で、件数のおよそ6割を占めています。
また、去年は60歳以上が被害にあっていたのに対し、ことしは30代など若い世代でも被害が確認されています。警察はお金の話が出たらまず詐欺と疑い家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。
















