4月に続いて5月17日に畜産業界団体の代表者らが県に支援を求めるなど、飼料高騰の影響は業界全体に広がっています。
石倉デアリーズファーム 石倉豊彦社長:
自分たちで(牧草を)作るのも限度がある。面積や手間や農薬もいる。決して安い物にはならない。
こうした中、WCSの生産が安定した飼料確保と休耕田の活用の両面で畜産農家とコメ農家を結び、地域の生産力を向上させる強みになろうとしています。

長坂ファーム組合 武井和樹副組合長:
畜産農家も大変ですし、お互いに頑張って「耕畜連携」で進んでいければと思います。
今後はウシがより好む品種への切り替えなど品質の向上を図り、来年度は市全体で今年度の1.2倍となるおよそ500トンの生産を目指しています。