WCSは20年ほど前から北杜市長坂町で休耕田活用の一環として作られていて、ここ数年は生産量を増やすほど反響を呼んでいるといいます。

長坂ファーム組合 武井和樹副組合長:
作付面積でいうと去年が7ヘクタールちょっと。今年が9ヘクタールちょっとを予定していて需要は結構ある。

その理由は…輸入飼料の高騰です。



県畜産協会などによりますと、牧草、配合飼料ともに気候変動や社会情勢の影響で現在、2年前の3割ほど値上がりし、品薄の状態も続いているということです。

北杜市長坂町の酪農家では経営コストの6割から7割を飼料代が占めていて経営が圧迫されているといいます。


石倉さん:
大打撃…。