トルコでは大統領選挙の投票が始まり、20年にわたるエルドアン政権の是非が最大の争点となっています。現地から報告です。

首都アンカラにある野党統一候補の地元の投票所です。先ほど、候補者本人が投票に来て、支持者たちが集まっています。

現職のエルドアン氏(69)と6つの野党の統一候補・クルチダルオール氏(74)の事実上の一騎打ちとなっている大統領選挙は、日本時間の午後2時に投票が始まりました。

アンカラ市民
「国民を最優先し、経済を改善してほしい」

エルドアン氏は20年にわたる政権運営をアピール。ロシアによるウクライナ侵攻では仲介役を務め、存在感を高めています。

一方の、クルチダルオール氏はエルドアン政権が深刻なインフレを招いたなどと批判。複数の世論調査でリードしていますが、逆の結果が出ている調査もあります。

過半数を超える候補者がいない場合は28日に決選投票が行われます。