きのう5月12日は、ナイチンゲールの誕生日で「看護の日」です。これに合わせて現役の看護師が職業の魅力を若い人たちに伝える催しが、岡山市北区で開かれました。

岡山県看護協会などが毎年開いているもので、学生など約240人が参加しました。


講師を務めたのは岡山県内に住む看護師で、ケニアやエクアドルなどでボランティアをした経験がある松本圭古(まつもと・けいこ)さんです。

貧しい子どもに対して感染症のワクチンを打つなど、取り組んだ活動を紹介した上で、理解が得られたのは現地でも看護師という職業に信用があるからと魅力を語りました。

(看護師 松本圭古さん)「(発展途上国では)『看護師です』っていうのがものすごく信用されることなんですね。薬とか出していると、鉄格子のところで子どもたちが鈴なりになって見ている」


このほか、ナイチンゲールの生涯をテーマにした講演もあり、学生たちが熱心に聞き入っていました。