存廃が議論されている津軽線の一部区間について、JR東日本が沿線住民を対象にした説明会を13日に開き、自動車交通に転換する考えを示しました。
説明会は今別町と外ヶ浜町で開かれ、JR東日本盛岡支社の久保公人支社長がこれまでの会議の内容を報告しました。去年8月の大雨の影響で運休している津軽線の蟹田-三厩間を巡っては沿線自治体を交えた検討会議を重ね、JR側は4月、バスや乗合タクシーを使った自動車交通への転換の考えを示しました。住民からは転換後のバスの運行本数が示されていないなどといった意見が出ました。
※説明会に参加した住民
「私自身は車で通勤したりしているが、車を利用しない人たちの目線に立った(考え方)も必要じゃないか。」
※JR東日本盛岡支社 久保公人支社長
「生活に直結している面もありますので、なるべく早期の結論に向けて検討は急いでいきたいと思っている。」
JR東日本は6月上旬に5回目の検討会議を開き、今後の方針を協議していくとしています。














