山形県鶴岡市の鼠ヶ関漁港ではイカの一夜干し作りが盛んに行われています。
青空の下、太陽の光と、風を浴びて香りと旨みを濃縮していくイカ。

12日、鼠ヶ関漁港では、朝8時から材料となるスルメイカを丁寧にさばいて、イカを専用の棚に干す作業に追われていました。
この干し方、いつからか「イカの暖簾干し」や「イカのカーテン」と呼ばれ、鼠ヶ関を代表する風景となっています。

日中、日本海からの潮風を浴び、夜、東から吹く乾燥した風で水分が飛ぶことで、おいしいイカの一夜干しに仕上がるそうです。
鼠ヶ関水産加工生産組合・飯塚厚司組合長「吊るして干すことで両面から風が当たるので、程よく中まで自然に乾いていく。柔らかく仕上がるんじゃないかな。飽きない味でマヨネーズ・唐辛子かけて食べると最高」
鼠ヶ関でのイカの一夜干し作りは12月頃まで続きます。















