リアルなサーキット走行やカーレースを疑似体験できるカフェが岡山県倉敷市にオープンしました。

倉敷市中心部にある複合商業施設“あちてらす倉敷”にオープンしたレーシングシミュレーターカフェ「TRSFab」です。

店内には2台のシミュレーターが設置され、サーキット走行を疑似体験できます。

(千神彩花キャスター)「かっこいいですね、いやーこれどうやって使うんだろう。そもそもこれどういうものなのでしょうか」

(TRSFab 田辺健太郎さん)「こちらがですね、7軸モーション式のレーシングシミュレーターになってまして、自動車の動きを7つのシリンダーで表現してまして、よりリアルに走行を体感することができるものになっております」

この店のオーナー田辺健太郎さんです。

広島県出身で、システムエンジニアとして岡山県に赴任した際にサーキットで走ることを始めました。

実際のサーキット走行は楽しいものの、お金と手間がかかるため、シミュレーターで気軽に楽しんでもらおうとこの店をオープンしました。

(千神彩花キャスター運転体験)

シミュレーターを堪能した後はコーヒーでひと休み。総社市の珈琲焙煎所「豆Lab.」のオリジナルエスプレッソブレンドを使ったこだわりの一杯です。

(千神彩花キャスター)「シミュレーターで運転した後のコーヒーは格別です。おいしい、あ~最高」

このカフェでは、レースの疑似体験を通じて実際のレースに出場できるチャンスもあります。

(TRSFab 田辺健太郎さん)「上位の優秀者には、実際に“スーパー耐久”などのレースに出られるような大会とかも開く予定ですので、次なるレーサーの方がここから巣立っていけるような力になれたらうれしいなと思っています」

(スタジオ)利用料金は、会員登録と5分の体験走行が550円。シミュレーターは7軸のものが10分間で1100円、2軸のものが10分間で880円となっています。現在、クラウドファンディングも行っていて、リターンは「通常料金より割安に利用できる特典」となっているそうです。