不要になったものに手を加えて、新たな製品に生まれ変わらせるのが「アップサイクル」です。
「思い出の一着」を学生たちの手でアップサイクルしようと、長野市で回収会が行われました。


回収会は、ながの東急百貨店と岡学園トータルデザインアカデミーが連携したプロジェクトの一環で、譲り受けた「思い出の一着」を、学生の手で新たな衣類や小物に生まれ変わらせます。
【ジャケットを提供】「ちょっと太ってしまって、もう着られなくなってしまったのでオシャレな服になるといいなと思っています」


こちらの女性が持ってきたのは・・・

なんと、ウエディングドレス!

5年前の結婚式で着たという「思い出の一着」を学生たちに託します。



【ウエディングドレスを提供】「娘が生まれたらリメイクして着させようと思ったのですがなかなかタイミングを失って…運命的に持ち込みました 素敵な生地でおしゃれなものを作ってもらって、学生さんの勉強になればとにかくいいかなと思う」
出来上がった商品は10月に販売され、収益はSDGsに関する活動に役立てる予定です。


■岡学園トータルデザインアカデミー 荒井美之(あらい・よしの)さん
「ヘアバンドとか、身に着けてかわいいと思えるものを作って、かわいくしていきたい」
■岡学園トータルデザインアカデミー 濱田梨里香(はまだ・りりか)さん
「すごく思い出があったものをいただいたので、大切に扱ってまた新しいものに変えて、その思いも届けられるようにしたい」