リニア中央新幹線の工事をめぐり、山梨県側から静岡県境付近に向けて実施している「高速長尺先進ボーリング調査」がまもなく静岡県境まで到達することを受け、静岡県はJR東海に対し、県が合意するまでは、県境約300mまでの区間を掘削しないよう、強く求める文書を出しました。
ボーリング調査は、リニアのトンネル工事に伴って、JR東海が地質や地下水の状況を調べるために実施しています。掘削は静岡県境付近まで至るため、静岡県は、地下水が山梨県側に流出することを懸念しています。
JR東海は、県境300m手前の地点で慎重に掘削するとしていますが、まもなくその地点に到達することが見込まれることから、静岡県は5月11日、JR東海に対し、県の懸念を十分に理解し、対話に真摯に対応するよう求めるとともに、県の要請に応えることなく、一方的にボーリング調査を進めることのないよう、改めて要請しました。
4月末に行われた県の専門部会では、ボーリング調査によって湧き出る水が、山梨県のものなのか、静岡県のものなのかという議論が、両者で交わされています。
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