岡山県屈指の観光地・岡山県真庭市の蒜山高原の名物が「ポテトチップス」になりました。ゴールデンウイークの前に地元で販売され、今後は岡山県内全域に販路を拡大する予定です

2011年のB―1グランプリで優勝した、蒜山高原のご当地グルメ「ひるぜん焼きそば」がポテトチップスになりました。

(ひるぜん焼そば好いとん会 石賀 幹浩 会長)
「お土産として、手軽に味わっていただけるスナックはないかなということで…」

地元の飲食店で結成した「ひるぜん焼そば好いとん会」が、岡山県内の観光土産品を取り扱う津山市の会社「タナベ」に開発を依頼。

1年以上かけ、焼きそばのタレの味をポテトチップスで再現しました。

(タナベ 田邊 久人 社長)
「何回も何回も試作を繰り返し、納得のいく味わいに仕上げさせていただきました」

この会社は、津山市のご当地グルメ「ホルモンうどん」風味のポテトチップスも開発しており、その時の経験が活きたといいます。

(秋庭貴泰記者リポート)「それでは食べてみたいと思います。意外とあっさりしていて、後を引く味わいです。ほんのりとタレの香りが感じられます」

さらに4月末には、冷凍食品の「ひるぜん焼きそば」も販売開始。レンジで温めるだけで本格的な味が楽しめます。

(ひるぜん焼そば好いとん会 石賀 幹浩 会長)
「自宅で食べていただきながら蒜山のことを考えていただいて、2回3回と足を運んでいただく機会になればなと」

現在は、ヒルゼン高原センターなど地元を中心に販売されていますが、今後は、道の駅やサービスエリアなど県内全域に販路を拡大する予定です。