事故防止の徹底を図る、春の全国交通安全運動が始まりました。山口県庁で開かれた出発式には、村岡知事や警察などおよそ100人が参加しました。安全運動期間に掲げられた4つの重点項目には、先月から努力義務となった自転車のヘルメット着用も含まれます。知事が野田学園の生徒と一緒に自転車で登場し、メッセージを伝えました。


村岡嗣政知事:「ヘルメットは交通事故の被害を軽減するために大変有効です。自分の身を守るためにも、必ずヘルメットを着用しましょう」

このあと、自転車で通学している野田学園の中学1年から高校1年までの生徒18人が、ヘルメットを着用した場合としない場合の安全性の違いを“豆腐”を使って実験しました。

山口県警察本部 交通企画課・開地悦子課長補佐:「ドライバーの方については、横断歩道近くを通るときは、まずは歩行者がいないかどうか、もしいればしっかり止まっていただくということでお願いしたいと思います」


安全運動の期間は、5月20日までの10日間です。