山形県南陽市では10日、この時期恒例の観光わらび園がオープンしました。

皆さん、わらびに向かってまっしぐらです!

報告・倉内奈津美「南陽市の観光わらび園に来ています。朝9時前にも関わらずすでに多くの人が一心不乱にわらびを採っています」

10日オープンした南陽市の「荻観光わらび園」です。

見渡す限り・・・人、人、人!

10日朝は県の内外からおよそ130人が訪れました。

アナウンス「それではみなさん、ごゆっくりお楽しみください!」

ごゆっくり、とは言うものの・・・

オープンと同時に記者も追いつけないスピードで、一斉に駆け出していく人たち!

そして・・・

驚きのスピード・・・慣れた手つきで収穫していきます。

荻生産森林組合によりますと、今年は暖かい日が続いたことから、わらびの成長は2週間ほど早まっていて、大きな霜の影響もなく、良い出来に育っているということです。

みなさん、お目当てのわらびは採れましたか・・・?

訪れた人「去年は(成長が)遅くて、みな開いてた。今年はちょうどいい」

訪れた人「みんなに分けてあげたり、ちょっとアク出ししておひたしにしたりお漬物にしたり」

訪れた人「新鮮でしょ。店に出てるのは元気なくなっているもん。自分で採ったっていうのは違うでしょ。食べてもおいしい」

荻生産森林組合・加藤太嘉司組合長「いいロケーションが望めますのでぜひ風景を楽しみながら、車から降りてすぐわらび採りできるところなので、ぜひみなさんいらしていい体験していただきたいなと」

「荻観光わらび園」は、7月2日まで毎週水曜と日曜に営業しています。