第3の性=Xがパスポートに記載 カナダの例

良原キャスター:
G7加盟国「カナダ」について調べました。
カナダでは、2005年に全土で同性婚が認められました。これは世界で4番目の早さです。
他にもカナダでは出生証明書や、国が発行するパスポートに性別について、男性(M)・女性(F)の他に、第3の性(X)というものが記載されるようになりました。
さらに、多様性をたたえ合うという“プライドパレード”も、毎年カナダの主要な都市で開催されています。カナダのトルドー首相も参加しているということです。
また多様性を意味する“レインボーの横断歩道”が、街のいたるところに敷かれているということです。
青山学院大学の谷口洋幸教授に聞きました。

【青山学院大学 谷口洋幸教授】
海外でも長年議論を続けた結果、LGBTの理解が進んだ。日本もG7までと期限をつけず議論を続けていくことが大切
ホランキャスター:
「G7サミット前に理解を示す」と山口代表の話がありましたが、仮に成立しなかったとしても、G7が終わってしまったので、この議論が下火になってしまうことだけは避けたいですよね。
松田丈志さん:
それは絶対駄目だと思います。
スポーツ界でも性転換をした選手の権利をどのようにに守っていくか、性転換をしてない人との平等性をどのように保つということも、議論されてるところです。
この問題は継続的に議論をして、みんなで考えることが大事だと思います。