具体的な行動を日頃から話し合っておく…
富山市の場合は、HPに「地震防災マップ」が掲載されています。文部科学省の研究結果に基づいて示されている「ゆれやすさマップ」や、予想される建物被害の情報がのっています。


平日の日中に地震が起きた場合、親は職場、子どもは保育園や小学校にいて親子が別々の場所で被災するケースもあります。父親と母親、どちらが子どもを迎えに行くのか、また、自宅に戻らず親せき宅などに向かうのか、など基本的な行動を話し合っておく必要があります。
ポイント(1)非常時に誰が子どもを迎えに行き、どこへ避難するか。防災マップでチェック)

小学生以上は、いざというときに役立つ公衆電話の使い方を練習しておくこと。携帯電話の普及に伴ってなかなか利用する機会がありませんが、近所のどこにあるか調べて、実際に小銭やテレホンカードで使ってみましょう。また、非常時にメッセージを登録できる災害用伝言ダイヤル171」。毎月1日と15日に体験利用ができるので、親子で試してみるといいかもしれません。



ポイント(2)公衆電話の使い方を練習し、子どもに小銭やテレホンカードを持たせる)


防災士 内山真理子さん:「何かがあったときに備えるというよりは、日常の中に防災を入れていく方が、みんなもやりやすいし、楽に取り入れられる」

内山さんは、日常生活の中で非常食を普段から食べることも体験してほしいと話します。
防災士 内山真理子さん:「例えばキャンプの時に食べさせてみる。全然食べれないんだねってなったら、非常食としては役をなさないと思うので、試してみるのがいい」

