鹿児島市の松原小学校で毎年夏に行われている伝統行事「錦江湾横断遠泳」。練習がスタートして、子どもたちはプールで頑張っています。
松原小学校で1926年=大正15年に始まった「錦江湾横断遠泳」。戦時中は一時中断されましたが、1966年に創立90周年の記念事業として再開し、ことしで58回目を迎えます。
遠泳は、4年生から6年生までの児童が桜島の小池海岸をスタートし、およそ4.2キロ離れた磯海水浴場を目指します。ことしは7月24日の開催に向けて46人の児童が、今月8日から練習をスタートさせました。
8日は練習初日ということで、初めて遠泳に挑戦する児童がどのくらい泳げるか検定が行われました。ほとんどの児童が5メートル程で足をついてしまう結果となりましたが、ここから練習を重ねて4.2キロを泳ぎきるということです。
今回初めて挑戦する4年生と、みんなを引っ張るリーダーの6年生に話しを聞きました。
(初挑戦・4年 福元莉暖さん)「お兄ちゃん2人が参加したから、自分もやろうと思った(Q.お兄ちゃんたちが泳ぐ姿を見てどうだった?)よかった」「最後まで泳ぎ切りたい」
(3回目・6年 谷雅玖さん)「(Q.遠泳は1回目のときから泳げた?)全然泳げなかった。泳ぎ方を覚えるのが難しかった」
「(Q.青帽になって気持ちは変わった?)みんなで泳ぎたいという気持ちが大きくなった。去年は全員で完泳できなかったので、ことしこそ全員で完泳できるように頑張りたい」
泳いでいる子どもたちは帽子をかぶっていますが、色は学年別ではありません。初めて挑戦する人が赤、2回目が黄色、3回目が青となっています。
ことしの遠泳は7月24日です。これから始まる子どもたちの挑戦に、期待が集まります。
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