若者に選挙について関心を持ってもらおうと小学生が山口県宇部市の市長に提案をしました。


手紙を読む才木心春さん
「ひとつ提案です。選挙の時、子どもたちが模擬投票というものをすれば良いと思います」

提案をしたのは山口県宇部市の小野小学校の児童で選挙への思いを手紙にしたため宇部市長に手渡しました。小学5年の才木心春さんは4月の宇部市議会議員選挙で選挙に関心を持ち、家族で話をした際に北欧の国では若者の投票率が高いことを知りました。


実際の選挙にあわせて未成年者が実在する候補者や政党に対して投票する「未成年模擬選挙」が行われています。

具体的に選挙にふれることで若者の投票への関心が高まるといわれています。


篠崎圭二宇部市長
「子どもたちはこの街の未来の主人公だというふうに思っています。
その未来の主人公たちがこの街のいろいろな意志決定を決める選挙に関心を持っていただいたということ本当にうれしく思ってます。」


小野小学校5年 才木心春さん
「市長さんみたいに大きいことは動かせないけど、私も選挙のことならいろいろ考えれると思ったからそこを頑張っていきたいと思いました。」


宇部市では「模擬選挙」など子どもたちの思いを実現できる方法を考えたいとしています。